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「経営成果達成の阻害要因」について

ごあいさつ

 「経営改革に役立つコラム」ということで、掲載させていただいておりますが、今回は「経営成果達成の阻害要因」というテーマで進めさせていただきたいと思います。

「組織・部門・個人のカベ」を助長する要因

 「孤立している・連係できていない」、という業務や改善活動の姿が、あらゆる業界に共通の症状として現れています。
 これら症状の背景にあるものとして、下記のように「7つの要因」として整理しております。まだまだ、浮かんでくることもありますが、社会現象に近い観点でとらえてみました。
 現在、企業様とのお話の中で頻繁に浮かび上がることは、「指示待ち型の人が増えた」という管理者の方々の「つぶやき」です。問題だと感じるのは、その管理者の方々自身が「指摘待ち・発言待ち型の状態」であることです。
 これらへの対処・改善をいかに進めたらよいのか。・・・私どもは、「人の性格は変えられないが、行動は自らでも変えられる」という行動科学の見地からアプローチしてまいります。

経営改革を阻害する「意識と行動のカベ」

 経営成果を生み出すのは「何」でしょうか。「何」とは、設備・人・原材料・管理・情報・資金・技術」など、要素をあげると沢山ありますが、『人』なのではないでしょうか。
 なぜならば、「設備・人・原材料・管理・情報・資金・技術」を扱い・活かして行くのは『人』だからです。
 実は、経営成果が出ない・足りないのは、「人の意識と行動面にあるカベ」が大きな影響を与えております。
 よくある「嘆き」ですが、「研修やセミナーに積極的に出しているが、帰ってきても、さっぱり実践できず経営成果にはつながっていない。」ということが言われています。
 かといって、他の手段がみつからず、相変わらず「研修・セミナー」で続けざるを得ない。」という。
 このようなお悩みの状況で、テクノ経営の「現場実践指導」がお役に立つのです。「出来る人」が、「やって見せる・させて看る・アドバイスする」という伝承の仕方が必要なのです。・・・「百聞は一見にしかず。」

今回のまとめ

 今回の内容を要約しますと、つぎのようになります:

 *「組織・部門・個人のカベ」を助長する要因への対処

 *経営改革を阻害する「意識と行動のカベ」への対処

 これら2つのカベに対する対処方法としては、

(1)「人の行動・時間の使い方」に関する生産性指標(労働生産性)を設定し、各職場別に
  日々見えるようにする。
  ・・・改善の結果がわかるようにする。
(2)「毎日・短時間でも・職場全員で・改善行動」を実施して行く。整理・整頓・清掃から、始める。
  ・・・改善行動を先行させる。
(3)「実力の30%アップ程度」の困難ですが、「見方・考え方の転換、と能力取得」で実施が
  可能となる「高い目標を掲げて」、改善活動を展開します。
  ・・・成果に直接つながるテーマを選定し、実現する。

 以上、「経営成果達成の阻害要因」と、その対処・解決の仕方について、お話させていただきました。

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<<執 筆>> 株式会社テクノ経営総合研究所  相澤 淳一

化学品、食品および鉄鋼メーカーにおいて、品質保証・生産管理・工場プロセス等の改善チームリーダーとして、品質安定化・省力化・少人化、生産合理化などを経験し現職に従事。医薬・化学・食品・窯業・鉄鋼メーカー等の徹底した実践指導により、改善効果を経営成果に結びつけるコンサルティングを実践させていただいております。

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