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カイギを斬る

 会議で意見が出ない、周知できない、物事が決まらない、決まったことが実行されない、そんな問題でお悩みのあなたに、ある業務の進め方マニュアルを紹介します。
 それは1944年、米国の諜報機関が敵国の仕事を遅らせる目的で配布した「サボタージュマニュアル」の抜粋です。これらに心当たりがあれば、あなたの会社にスパイがいるかも?(冗談です)
 

 ◆重要な決定を行う際には会議を開け
 ◆可能な限りの事象を委員会に持ち込み「さらなる調査と熟考」を求めよ
 ◆意思統一のために長時間議論せよ。さらに出来る限り不備を指摘せよ
 ◆準備を十分行い、完全に準備ができるまで実行に移すな
 ◆決済手続きを多重化せよ。すべての決裁者が承認するまで仕事を進めるな
 

 これを反面教師に考えればアジェンダの大切さが理解できます。アジェンダには議題リストのイメージがありますが、「行動計画」が本来の意味。現状を変えていく意識が必要です。
 

 効果的な会議の進め方のポイント
 ◇会議の目的を明確にする:意思決定、審議、調整、情報共有、教育啓蒙など
 ◇議事とゴールを示す:○○を決める、△△を審議する、◇◇を周知するなど
 ◇目的にふさわしい参加者・日程の選定と事前準備
 ◇アジェンダに沿って議事録(ホワイトボード可)を作成しながら進行
 ◇決定事項と実施の確認方法の共有
 

 最後に、ムダな会議をしない工夫も、手始めにノー会議デー・ノー会議アワーを実践してみてはいかがでしょう。

<<執 筆>> 株式会社テクノ経営総合研究所 中部カンパニー 長岡 道雄

大手家電メーカーにおいて、製造部門、新生産システムの導入、事業所内外の現場IE改善の実践、生産管理・経営管理、カスタマーサービス部門など幅広くものづくりに従事。顧客視点に立った活動推進による生産性向上、品質改善、人財育成で大きな成果を実現。

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