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工場改革を成功させる“ビジョンを描く3つの質問”とは?

 新しい活動をスタートしたが、現場にはやらされムードが漂っている。中間管理職は何から始めて良いか分からず、幹部が口を出すほど、現場が引いてしまう。こんなご経験はないでしょうか。せっかくスタートした改善活動、スムーズに立ち上げたいですよね。

 工場改革を成功させる条件は何でしょうか。それは目標や目的を明確にすること。そのために“ビジョンを描く3つの質問”を各メンバー間で共有化することです。

 その3つの質問とは、
「あなたは、この活動を通して、どうなりたいですか?」
「あなたは、この活動を通して、どんな職場にしたいですか?」
「あなたは、この活動を通して、どんな工場にしたいですか?」です。

 「ビジョンの共通認識を持つ」たったこれだけのことで現場が変わります。
これら3つの質問をチーム単位で話し合い、リーダーが意見をまとめ、お互いに発表し合う。「なりたい自分」や「あるべき職場・工場」のビジョンを現場に落とし込む機会が改善活動のスタート時には絶対に必要だと思います。
自分たちの課題として捉えることで、やらされ感は払拭され、活動にも主体性が加わってきます。活動目標や方向性が明確化すれば、改善のベクトルも集約されてきます。
問題とは理想と現実のギャップ。それを感じることが改善意欲を生み出します。「なりたい自分」「あるべき職場・工場」になるための活動、ビジョンの共有化は問題発見に対する感性を高める効果も持っています。

<<執 筆>> 株式会社テクノ経営総合研究所  沢柳 知治

大手タイヤメーカーの生産技術部門において、新商品向け設備開発、ローコストライン開発、リサイクル技術開発等、開発から量産までの立ち上げに従事した。前職にて『小さく』、『安く』、『早く』設備をつくることは『生産性向上』、『品質向上』、『人材育成』に大きく寄与することを学び、その経験を基に現職に就く。相手の目線に合わせた分かり易く、エネルギッシュな指導で多くの顧客企業様から評価をえている。

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