ASAP2012vol_4

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Corporate Interview株式会社深井製作所ちょうど今回の間接要員20%の活人化というのは、富士重工さんのBRZあるいはトヨタ86(ハチロク)という新しい車に対応するメンバーを、社内から何とか捻出しようとい....

Corporate Interview株式会社深井製作所ちょうど今回の間接要員20%の活人化というのは、富士重工さんのBRZあるいはトヨタ86(ハチロク)という新しい車に対応するメンバーを、社内から何とか捻出しようということもスタートの意義としてあったのです。そして、活動の結果として1人も新たに雇い入れることなく、活人化人材を当てることによって量産体制を組むことに成功しました。品質面でもこれまでにない良い立ち上がりでよかったと思っています。企業ビジョンについて企業ビジョンについて丸田:将来のビジョン等についてお伺いしたいのですが。深井:3年前に特許取得したハニカム・エンボスの技術を中心に事業拡大を進めることです。製品としては、自動車用として開発していますが、適用業種や業界を問わず、電機、建築、航空・宇宙、造船など幅広い分野に応用できる技術だと思います。米山:正六角形で形成されるハニカム構造は、八チの巣に見られるように自然界が作り上げた強度の高い構造ですが、それを鋼板にエンボス加工することにより、材料の強度向上と軽量化を実現した技術なのですね。深井:そうです。製品名エンブレラ(商標登録名)として、現在、量産体制にあるのは1品種ですが、2つ目の製品もまもなく量産体制に入る予定です。すでに2社からご採用いただいております。報道や展示会等を通じて、序々に社会的なレスポンスが出てきましたので、我々としても、この技術を世の中に広めていければと思っております。会社ビジョンとしては。今年の4月から「チャレンジ200」という中長期経営計画が始まりました。チャレンジ200は、Speed!(素早く)Communication!(コミュニケーションを取りながら)Think!(考えて)を基本として、売上200億円を達成しようという計画です。しかし、単に売上を達成するだけではなく、200億円の売上に見合った企業体質を作り上げていきたいと思います。そして、これは次のプロジェクトにも関わってくることなのですが、将来に向けた基盤を作るという意味の計画にしていきたい。従来であれば、中長期経営計画といえば5年スパンが普通でしたが、昨今では自動車業界のみならず、経営環境の変化を考えると、これからの5年を見通すには計画策定にあたっての情報が交錯していると思います。また、震災や様々な変化も背景にありましたので、今回は3年でしっかりやって、次の中長期経営計画のときには、ちゃんとした形でスタートできるようにしたいと考えております。丸田:本日はありがとうござました。企業概要企業名代表者設立資本金従業員事業内容営業品目事業所ハニカム・エンボスの製品情報リンフォースB PLR OUT●剛性の大幅アップ●更なるハイテン化に●補強廃止による設計合理化株式会社深井製作所取締役社長深井孟昭和13年7,000万円472名(平成24年4月1日現在)自動車部品の開発・設計・製造自動車部品(ボデーメタルプレス、溶接部品)農業機械部品(トラクター、コンバイン等プレス部品)産業用空調機部品(大型空調機械、板金部品)プレス金型、治具、設備(設計、製作)本社・大月工場:〒326-0005栃木県足利市大月町465番地3駒場工場:〒329-4217栃木県足利市駒場町888番地関連会社:フカイカーゴ株式会社株式会社フカイコーポレーションインタビューにご対応いただいた方専務取締役福田典穂様専務取締役深井知様インタビュア㈱テクノ経営総合研究所開発カンパニー執行役員まるたゆきひろマネジメントコンサルタント丸田幸寛担当コンサルタント㈱テクノ経営総合研究所開発カンパニーマネジメントコンサルタントよねやまディスクブレーキ泥除け●バネ下部品の重量軽減●僅かなコストアップでアルミ化も可能てるお米山昶夫ASAP 4