ASAP2013vol_3 page 4/12
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ASAP2013vol_3
特集1企業インタビューCORPORATE INTERVIEW三和ハイドロテック株式会社創業者の想いを継承する――将来のビジョンについてお話ください。堀内:当社独自の強みは、マグネットポンプをステンレス、チタン、ニッケル、タンタルなどの素材で製造できることです。海外の顧客はアメリカ、中国、台湾など、競合メーカーはヨーロッパ、アメリカが中心になります。今後の方針としては、石油化学系、リチウムイオン電池、LED、ポリカーボネイト、炭素繊維など、新分野の顧客開拓を強化することです。例えば、食品用のサ三和ハイドロテック株式会社京都工場ニタリーポンプは専門メーカーと共同開発し、2011年に製造・販売を開始しました。まだ普及途中の段階ですが、当社のマグネットポンプ技術を活かした製品となっています。ステンレス鋳物を日本で初めて製造したのが当社です。その経緯を活かしてバルブやポンプ製造専業に転身し記念板たのが10年前です。それまではステンレス耐熱鋼の製造も行っていましたが、中国などからも安価な製品が出回るようになりました。創業の事業をやめるにあたって、最後の鋳込みで数十個のエンブレムをつくりました。そして、№001は創業者の仏壇にささげています。創業者の想いをエンブレムに「新技術新素材新製品」という言葉で刻んでいます。この言葉の意味は、「常に変化を続ける世の中で、その時その時、世の中の役に立つものを生みだして、提供することでお客さまに喜んでいただこう、評価していただこう」というものです。それを続けることが我々の世の中への貢献になる。それが勝ち残り生き残る原理であると思います。当社は来年80周年を迎えますが、これからもこの路線を歩んでいきます。――本日はありがとうございました。企業概要企業名代表者設立資本金従業員本社所在地京都工場三和ハイドロテック株式会社代表取締役堀内清隆1934年9月1日9,000万円105名〒564ー0044大阪府吹田市南金田2丁目11番33号TEL.06ー6330ー5100FAX.06ー6330ー4970〒620-0853京都府福知山市長田野町2丁目47番地TEL.0773ー27ー2617FAX.0773ー27ー4587インタビューにご対応いただいた方担当コンサルタント三和ハイドロテック株式会社代表取締役三和ハイドロテック株式会社京都工場工場長堀内清隆氏小野裕嗣氏㈱テクノ経営総合研究所関西カンパニー関西第2本部マネジメントコンサルタント三和ハイドロテック株式会社京都工場製造課・資材課課長森永康嗣氏あべたけお安部武夫3 ASAP