ASAP2013vol_4 page 7/12
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ASAP2013vol_4
百人近いマネージャーの皆さんの自己分析結果です。半数近くの人がリーダーシップもマネジメントも弱いと自覚しています。ほとんどの皆さんは自己成長を望んでいます。低9 %55%Leadership高低3 %33%Management図3↓3なぜそのポジションなのか、自分の定義したリーダーシップやマネジメントとの差を明確にし、各々の強みと弱みを自己分析する↓4自己分析結果から克服すべき課題(部門・個人)を抽出し、具体策に落とし込む↓5具体策をスケジュールに落とし込む(1年から3年計画)↓6実施状況を定期的にチェックする(1ヶ月以下)⇒課題が出れば追加していく高ローチ能力を高めるとなぜビジョンを描け、メンバーを強力に牽引するマネージャーになれるのでしょうか。しかし、これは私自身が長年のコンサルティング経験から確信した事実です。そして、情熱や不屈の精神も含めたその相関関係は図4の通りです。結論として、ミドルマネジメント層を強くするには、・トップが自ら関わり、「おもい」を語る・リーダーシップ、マネジメントを強くする具体的な施策を計画的に実行する・PDCAにトップが関わる・科学的アプローチは、机上でなく実際の現場で実践するトップの皆様が直接関与される覚悟が非常に重要になります。終わりに今回は簡単にエッセンスのみを紹介させていただきました。私は“団塊の世代”の背中をみて育ってきました。彼らは、「背中を見ろ、自分で考えろ」が普通でしたから、自分で何とかするしかなかった時代でした。ですから、私は若くしてマネジメントをしてきましたが、マネジメントとは何か、またそれを実行するうえでの2本の基軸を明確にしておりました。(団塊の世代に植え付けられたのかもしれません)一定期間経過後にこれらのサイクルを繰り返す。ここで最も重要なのが、これらの場面全てにトップ(経営層)が関わることです。トップ自らが直接自分の言葉で自分の「おもい」と希望を述べることです。これを継続することでリーダーシップとマネジメントは確実に強化されます。戦略(ビジョン)立案できるマネージャーリーダーシップとマネジメントを強化して、科学的なアプ・人間性の尊重・科学的分析能力ひょっとすると今の30代40代の管理者の皆さんはマネジメントについて教えられていない、考える場面を与えられていないのではないかと思うこともあります。今回は紙面スペースの都合で詳細にはふれることができませんでした。もっと詳細を知りたいというご要望があれば、弊社コーディネーターまでご相談ください。図4不屈の精神戦略立案情熱鍛えられる更に強くなる◆リーダーシップ改革を推し進める機能1(長期的な)ビジョンを提示する2ビジョン伝達⇒メンバー(人心)統合3メンバーに動機付けするリーダーシップ化学的アプローチ力◆フレームワーク・分析力マネジメント力SWOT・3C・5force・他ターゲッティング・ポジショニング・マーケティングミックス◆マネジメント効率的に組織を運営する機能1(短期的な)計画・予算をつくる2人・組織の詳細計画を立てる3予算・実行管理⇒問題解決PROFILE株式会社テクノ経営総合研究所ブレーンカンパニーマネージャーマネジメントコンサルタントくぼけんじ久保憲二大手食品メーカ、大手電子機器メーカにおいて、研究開発、設計(エンジニアリング)、SI(IT)、製造、企画(マーケティング)、営業の各セクションにて実際の業務とマネジメント、事業の立上げを担当。コンサルティング分野は、マーケティング~生産間接部門変革~生産性向上まで幅広く担当。マーケティングのコンサルティングでは、現在でもトップシェアの工業製品のプロデュースと市場投入を複数行った経歴を持つ。ASAP 6