ASAP2013vol_5 page 4/12
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ASAP2013vol_5
CORPORATE INTERVIEW特集1 企業インタビュー古河奇宏電子(蘇州)有限公司の道筋を考えながらやっています。数字的にはまだまだですが、ここからの巻き返しを前提に最後は目標を達成したいと思います。定性的な目標につきましては、先ほどお話したとおり現場中心の改善で現場のボトムアップにより意識改革が進んでいます。それは活動に携わっているみんなが肌で感じている状況で、指導を受けている各実行者が目の色を変えて問題点の洗い出し、気づき、それをどうして改善するかという課題と取り組んでいますので、意識としては確実に向上していると感じています。― 今後のビジョンやプロジェクトに関してはいかがですか。杉村:中国人ローカルの意識改革は並大抵のことでは出来ません。それは今までの経験を通じ肌で感じてきました。ただ今回は、その中で彼らの意識がかなり変わってきているなと感じていますので、今回は磨けば光る彼らが真の実力を発揮することを期待したい。改善・改革を継続して、現場からの改善で工場を支えるという現場力の真の姿を考えているところです。現場の実行部隊、彼らのやっている姿自体の改善が一つの見える化だと思っています。それと共に管理指標がどう推移しているかをグラフに表すのも見える化となります。ぜひともそうした施策により、作業者の姿や指標を見れば誰でも状況が把握できるような工場にしていきたいと思います。また、ビジョンというほどではありませんが、ここに働いている人みんなが満足感、充実感を持てる会社にしたいというのが私の願いです。それは単に金銭面だけではなく、彼らのスキルや経験が向上するというのも充実度の一つの尺度だと思うのです。ここでいろいろな経験を積んで力を付けた人はぜひこの会社で長く仕事をしていただきたいと思いますが、仮にこの会社から羽ばたいてほかの会社にいったときに、「あの会社から来た社員なら間違いない」と言われるような会社になれればと思います。このあたりでは当社は規模が大きいので、多少注目されていますが、働いている社員の質の面からも注目され、立派な会社だと言われるように現場の人を含めてやっていきたいと思っています。―― 本日はありがとうございました。企業概要企業名創業資本金従業員事業品目所在地電 話インタビューにご対応いただいた方担当コンサルタント株式会社テクノ経営総合研究所東北カンパニー 本部長 マネジメントコンサルタントえ び な ひで ゆき海老名 英幸古河奇宏電子(蘇州)有限公司総経理 すぎ むら まさ のぶ杉村 政信 氏古河奇宏電子(蘇州)有限公司古河奇宏電子(蘇州)有限公司2002年5月8,000,000 US$1,500名・マイクロヒートパイプ「μHP」・マイクロヒートパイプ式ヒートシンク「μHP-HS」蘇州工業園区唯亭鎮浦田路169号+86ー512ー6271ー31923 ASAP