ASAP2014vol_1

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会社ビジョンとしては、少子高齢化に対して当社のコア技術を活かしてどう解決していくか。そのために、より人に近い領域でロボットを活用するための“ロボティクスヒューマンアシスト事業”と環境問題ではインバータ電力変換の技術を使った“環境・エネルギー事業”。この2つを事業の柱として取り組んでいきたく思います。末光:今後の活動については、各組立工程での生産性向上ができましたので、これからは全体のリードタイムや流れの停滞をなくすという課題に取り組んでいきたいと思います。また、今後は新機種も出てきますので開発時点から量産ラインに流すことを考えながら、最短で品質的に満足のいく製品が作れるように改善の成果を反映させていきたい。また今回学んできた改善活動を他職場に水平展開して、さらにロボット工場全体につながる改善活動に発展させていこうと考えています。中川:気づき活動では、作業者が自らの作業を振り返って、改善することで改善マインドを高めていく。スタッフは、更なる効率UPの構想案を作業者に提示し、試行する。そして、この試行による問題点を気づき活動で改善していく。この作業者とスタッフの役割がうまく機能したと感じます。藤原:現場主導の改善といいますが、職場が一体となり全員参加で進めることが大切です。ある特定の人の力によるのではなくて、全員で作り上げるという感覚が重要だと思います。終わりなき改善に向けて全員が一体感を持ってやり遂げれば満足できる成果は必ず実現できるはずです。そういう意味で今回の活動は組織としての満足度が非常に高い結果になりました。――本日はありがとうございました。への道標企業価値を高める改善企業概要会社名設立本社所在地代表者資本金従業員数売上高株式会社 安川電機YASKAWA Electric Corporation1915年(大正4年)7月16日〒806-0004北九州市八幡西区黒崎城石2番1号TEL. 093-645-8801FAX. 093-631-8837代表取締役会長兼社長 津田 純嗣230億円連結10,383名 [3,284名]連結 3,103億円(2013年3月期)※パート・アルバイト・派遣社員・委託契約社員の 年間平均人員を[ ]外数で記載しております。インタビューにご対応いただいた方担当コンサルタント株式会社テクノ経営総合研究所 西日本カンパニー 本部長マネジメントコンサルタントなか がわ   かつ ゆき中川 勝之株式会社安川電機生産・業務本部 先端生産技術センタ長     藤原 博昭 氏安川マニュファクチャリング株式会社ロボットカンパニー 第2生産部 第2製造課 課長  末光 真一 氏ふじわら   ひろあきすえみつ し んいち左:株式会社安川電機 生産・業務本部  先端生産技術センタ長     藤原 博昭 氏右:安川マニュファクチャリング株式会社  ロボットカンパニー  第2生産部 第2製造課 課長  末光 真一 氏ASAP 10