ASAP2014vol_1

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  日本経済に回復の兆し 昨年はアベノミクス成長戦略により国内景気の持ち直しが進んだ一年でした。消費マインドの高まりにより、サービスや耐久財の個人消費が復活、円安効果で輸出産業も堅調に推移してきました。 また、富士山のユネスコ世界遺産登録や東京オリンピックの開催決定も景気回復の追い風となった出来事であったと思います。本年は消費税率の引上げを目前に控えておりますが、成長戦略の目玉となる公共投資の大幅増や法人減税等の効果が期待されるところです。また輸出伸長を受けて国内製造業では価格競争力の強化が重要テーマとなっており、まさに今こそ新たな決意で経営革新に取り組むべき時期であるといえます。  グローバル最適化の実現 海外人件費の高騰が続くなか、コスト生産性の追求だけでは激化する価格競争に勝利できません。多品種少量生産を下支えする現地従業員の人材育成も重要な改革テーマですし、また海外市場では現地ニーズにマッチした製品開発を行うことが何より求められています。 設計段階からの品質作り込みが課題とされていますが、海外工場の生産設備やインフラ状況が正しくが把握されないようでは国内における効率的な開発体制は望めません。 海外市場でのシェア獲得には、新製品をいち早く市場投入できるスピード化が必要ですが、距離的問題に加えて、相互の連携不足がリードタイムの長期化を招いているとすれば大きなマイナス要素です。国内と海外を縦断したワークフローを見直し、グローバル最適化に向けた改革を進めることの必要性を感じます。  実践コンサルティング テクノ経営のVPM活動は、限られた期間内に求められる成果を生み出す実践コンサルティングです。経営環境が苛酷であればあるほど、今、求められるのは状況を切り抜ける発想の転換です。 “ピンチをチャンスに変える”―― テクノ経営は、人の意識と行動を変革する“VPM”を通じて経営革新をご支援いたします。そして、ものづくり現場の発想を経営革新につなげる成果重視の取り組みを続けてまいります。 本年も倍旧のお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。2014年 元旦 株式会社テクノ経営総合研究所代表取締役隅 谷  稔???? ?? ?? ????新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、すがすがしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。1 ASAP