ASAP2014vol_2 page 9/12
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概要:
ASAP2014vol_2
ビジネスはスピード!2時間レスポンスの徹底 京都試作ネットでは、お客様からお問合せ頂いてから2時間で対応しています。開発は絶対にスピードが命。もちろんクオリティもコストも優先しなければならないのですが、最優先はスピードと考えています。その結果、13年目で案件は5000件に達しました。 回路・基板・検査システム・電子機器などの試作から、切削・旋盤・表面処理・医療機器などの加工や試作など幅広い分野でいただくご依頼事項は、メンバーの中から最適な企業が2時間以内に返答するシステムとなっています。京都試作ネットは最適な企業を見つけるマッチングサイトです。その役割は紹介のみで、間には入りません。各メンバー企業が責任を持ってお客様とQCDをやりとりする仕組みになっています。 また、ものづくり現場からの技術情報に加えて、大学等との連携により、豊富な学術的な情報を蓄積し、発信することにより、さまざまな技術的問題が解決できるソリューションサイトを目指しています。 試作は新たな産業を見出すための重要な情報源でもあります。試作というものづくりを通じて、幅広い産業との連携を深め、次世代へと技術と文化の継承ができれば素晴らしいことだと考えています。 “SHISAKU”を世界の標準語に 今、京都では「試作産業」が盛り上がっています。京都府からは「新産業ブランド」に認定されました。 世界のR&D拠点を京都にというスローガンのもと、サントリーやLG、サムスン、ハイアールなども京都に研究開発拠点の建設を進めています。このように京都に企業の研究開発拠点が集まり始めている最中、私たちは研究開発のサポートインダストリーでありたいと考えています。 試作を意味するPrototypeはただ作るという意味ですが、“SHISAKU”には開発の意味合いが含まれています。試作から“SHISAKU”に、この言葉を世界の共通語として発信したいと思います。経済産業省から補助金もいただき“SHISAKU”ということばで世界の展示会出展を進めているところです。 これからはお客様から図面をもらうのではなく、想いだけをもらう。“ものづくりの上流工程”を重視した展開を考えています。 素早いレスポンスで開発インフラとして支援。このメリットを作り出すためにインフラ拡充を進めているところです。この試作ネットに500社位が集まれば本当の意味での開発インフラとなると思います。今後は100億単位の大きな事業創出を目標に、500社体制実現を目指して活動を続けていきたいと思います。 それにより今後は欧米系の企業にも来ていただきたい。私たちも京都で仕事に困らない。この地でやっていける。これが目指すビジョンです。これにより大量生産に依存するものづくりから離れられるわけです。脱量産での成功を京都で証明していきたい。 そして「予期せぬ成功」が生まれる 新しい京都試作ネットのポスターに「瓢箪からコマ」と書きました。これは予期せぬ成功を追いかける経営を意味しています。ドラッカーは「企業の目的は一つしかない。それは顧客を創造すること」といっています。イノベーションはいつも想定外のところから起こるものです。ものづくりの上流工程へ医療の現場で試作を活かす!京都試作ネット京都試作ネット代表理事株式会社クロスエフェク竹田 正俊 氏ト代表取締役お問い合せ営業時間内2時間でお返事いたします。(営業時間 9:00-17:00/休業日:土・日・祝)?070-5669-8194▲部品加工見積▲システム・装着見積ASAP 8