ブックタイトルASAP2017vol_1

概要

ASAP2017vol_1

――今後に向けた活動についてお聞かせ下さい。相沢：設計部門から始まった改善ですが、今は営業や業務部門も加わって全社的な活動になりつつあります。これからはいよいよ製造部門も巻き込んだ改善を進めようと検討しています。ただ、設計部門が「図面を早く正確に出す」ことの重要性はこれからも変わりませんので引き続き改善に取り組んでいくつもりです。　営業もグローバル化が進む中、海外の顧客からも受注を取り、海外の競合メーカーとも戦っていかねばなりません。また、伸線機というのは設備機械なので繁閑期で売り上げと工場の稼働に大きな差が出てしまうのです。　そこで今後は引き続き指導を受けながら顧客の予算措置の時期にまとめて仕事を受けるのではなく、先回りして受注できるような営業活動とそれに対応できる設計・生産体制を全社で構築していきたいと考えています。――本日はありがとうございました。企業概要企業名代表者創業資本金従業員所在地株式会社サイカワ 事業内容代表取締役社長　西川　正男1910（ 明治43 ）年８月6235万円110名〒945－1395新潟県柏崎市大字安田7586（田尻工業団地内）TEL：0257－24－4111FAX：0257－23－1361インタビューにご対応いただいた方担当コンサルタント株式会社テクノ経営総合研究所東日本カンパニー　本部長マネジメントコンサルタントみなみの　　 よし や南野　嘉也株式会社サイカワ専務取締役 　相沢　　隆 氏技術部 技術課課長 　三富　高幸 氏あいざわ　　　　 たかしみ とみ 　たか ゆき各種材料線（銅線、アルミ線、ステンレス線、鉄鋼線、金線、他）の伸線機、電線装置機械、光ファイバーケーブル製造装置、ＬＡＮ電子ワイヤーケーブル製造装置、コルゲート外装機、シングルツイストパンチャー、ダブルツイストパンチャー、横巻シールド機、テープ巻装置、塑性加工機械の設計、製作及び販売全社の最適化でグローバル競争を勝ち抜く左から相沢専務、三富課長企業価値を高める改善への扉ASAP 6