ブックタイトルASAP2017vol_2
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ASAP2017vol_2
備しました。これで、オペレーターがその場で考えられ、すぐ判断・行動できるようになりました。渡邊:当工場は4直、3交替勤務で動いています。ですから活動の際にも必ず一つの班は休みで不在です。そこで活動で得た情報がうまく広がり伝達されるような工夫にしました。 また、当社の四国にある関連会社が既にテクノ経営のコンサルティングを受けて先に活動をスタートしていたことも聞いており、テクノ経営なら当社のニーズにあった活動を進めていけるという確信を持つようになりました。――活動期間、対象部門、活動名をお聞かせください。岡田:活動期間は2016年の5月から現在も継続中。対象部門は製造部で、活動のテーマは「高効率、高収率の安定生産工場を創造する少数精鋭集団」となることを目指すことです。 活動名はCreative(創造)、Responsibility(責任)、Improvement(改善)、Positive(積極性)の頭文字を取って「CRIP活動」と名付けました。渡邊:月に2回コンサルタントと班長が面談しながら進めています。現場のメンバーを班に分け、主管となる製造機器を決めた上で、各班の班長をリーダー・責任者として活動を進めました。ただ、実際の改善活動は製造機器別となるので各機器のオペレーターの作業となります。 主管機器担当のリーダーは活動の結果を直接、各班のオペレーターに伝えるのではなく各班のリーダーを通じて伝える体制としたので製造部全体での縦横の連携がとても重要になります。上野:現段階では、製造機器状態について各オペレーターからの意見集約、実際の作業での時間データ収集、課題に対する手順を決めたことを実行しての確認作業をしています。設計した制度が行き渡り、活動に臨んで踏み出したばかりというのが現状です。 これまで「職人技」であった作業や個々のムダ・ムラを明確にし、排除することに全力を挙げています。現場への指標は事務局で集計しています。本格的な活動は動き出したばかりなので、数値を随時伝えることはできません。しかし不良調整率については、調整時間を投入すれは、グラフで表示されるように現場を整特集1 企業インタビュー CORPORATE INTERVIE特INTERVIEW縦横のコミュニケーションを重視したCRIP活動プロジェクトリーダー推進統括リーダー活動推進体制表製造A製造B製造C製造D製造 E専任メンバー協力メンバー設備担当品質担当データ担当製 造 部CRIP????三井化学東セロ株式会社 安城工場三井化学東セロ株式会社 安城工場3 ASAP