ブックタイトルASAP_201806
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ASAP_201806
間接部門改革の基本的な考え方と進め方 いつもどおりの時間感覚で日々の仕事を繰り返す。日中は雑務に追われながら時間をすごし、夕刻から本来の仕事にかかる人もいます。惰性に流されて時間の重要性が認識されていません。なかには生産性向上の改善活動は直接部門だけが行うものだと考えている人もいます。個人ワークが主体のため、自分の時間感覚を優先して仕事をする習慣が抜けません。この症状に対しては、仕事の計画性について検討することをお勧めします。 仕事の質にこだわりすぎて時間を消費するという症状。アウトプットの質は人によって違いますが、自分なりに満足できないと前に進めないという症状です。 処方箋としては、少しだけ手を抜いてみる。あるいは組織的なアウトプットの基準を決めることです。また標準的な書類をテンプレート化することで作業時間が5分の1になったという事例もあります。 この仕事は自分にしかできないという発想に囚われるケース。人に任せることが不安でしょうがないという症状です。「本当に自分がやるべき仕事なのか」を考えてみることが必要です。例えば、管理職が伝票整理まで行うのはどうでしょうか。権限の委譲とマネジメントに集中する仕組みづくりが必要です。 仕事のスキルが低く、時間がかかりすぎるという症状。新人や異動により、仕事に慣れていない場合等が該当します。真のスキルアップ計画と実行を組織で考える必要があります。 残業が多い社員は会社に忠誠心があると捉える傾向が日本企業にはいまだに残っています。ジョブ・アサインメントの検討が必要です。その1 無計画残業症その3 抱え込み残業症その4 ノウハウ不足残業症その5付き合い残業症上司が残っていると帰り辛いというその2 こだわり残業症 ケースASAP 14