ブックタイトルASAP_201806
- ページ
- 16/20
このページは ASAP_201806 の電子ブックに掲載されている16ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは ASAP_201806 の電子ブックに掲載されている16ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
ASAP_201806
特別記事Consultant Column 間接部門改革の進め方としては、生産性向上の基本フレームを設定する必要があり、その手法として「業務機能設計」と「業務の棚卸(業務分析)」があります。 「業務機能設計」とは、組織の目標達成に必要な業務を体系化することであり、「業務の棚卸」とは、各個人が実際に行っている現状業務をすべて一覧化することです。 これら2つを照合して、組織機能上で不要と 間接部門の改革はボトムアップではできません。組織と個人が一体化して取り組む必要があり、明確なビジョンを持ったトップのリーダーシップが必要です。私はその秘訣を次のように考えています。①トップ(部門長)がリーダーシップを持ってやり遂げること②期間を限定し、「業務分析~整理・整頓」までを短期間で一気にやり遂げること③改革後の組織の姿(ゴールイメージ)が描け判断される仕事は捨てることが必要です。ところが「なくす、へらす、かえる」ということが多くの職場ではなかなかできません。 「業務の棚卸」は何度もやっているが、その先に行かないという声をよくお聞きします。棚卸しといっても、それが単なる職務分掌表作りのような血の通っていない棚卸しでは絶対に現状把握はできません。突発的なものや非定常なものを含めて実際にやっている仕事をすべて挙げる。そして、仕事の囲い込みを見える化し、ムダ業務の徹底排除をはかることが大切です。ていること④仕事を攻めて、人を責めないこと⑤「業務の棚卸」が成否のポイントである⑥上司と部下の信頼関係が土台 明確なビジョンと活人化のプランがないとモチベーションは上がりません。しっかりした社内の信頼関係を築き、組織と個人の一体化による業務改革が理想です。すべてのアウトプットは組織が生み出す結果です。個人を責めるのではなく、これらを前提条件にして間接部門の改革に取り組んでください。業務の棚卸業務の仕分“やらない仕事”、“なるべくやらない仕事”を決めてやらない間接部門を改革する秘訣間接部門の生産性を見える化15 ASAP