ブックタイトルASAP_201811
- ページ
- 11/24
このページは ASAP_201811 の電子ブックに掲載されている11ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは ASAP_201811 の電子ブックに掲載されている11ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
ASAP_201811
2企業レポート改善活動の成果 改善活動の具体的な成果について、山本氏は「改善活動の導入当初、現場の社員には、会社は何をやっているのという少し傍観者的な感じも見受けられたが、活動の推進に伴い、1年を過ぎたころからボトムアップによる底上げが出来てきて、よりポジティブな雰囲気に変わってきた。小集団活動のミーティングで提案したことが通って、実現するということが活動のモチベーション向上に大きく寄与した部分もある。四半期ごとの活動報告会における、それぞれの部署からの説明も、当初は少しレベルが低かったが、だんだん報告内容のレベルが向上し、成長が目立つ社員が出て来たことが全体の底上げにつながった。社員一人ひとりの成長と組織改善への寄与が活動の大きな成果と考えている」とのことであった。また活動の流れの中で社内組織の編成にも変化があったという。「改善活動の中で、経営の課題が明確になってきたので、生産管理部、資材購買部など新しい部門を設置した。これは活動を通じた社員の成長があったため、新しい部門が設置されたのである。活動はまだ道半ばだが、人、組織の成長がすでに出始めていて、改善活動をトリガーにして社内の色んなところに良い影響が出てきている。この流れを大阪にも横展開していこうということで大阪工場での改善活動もスタートすることになった。今後は2工場をテレビ会議でつないで報告会を開催するなど、2工場間の連携を強化し、更に競わせることも考えている。活動を通じて人事交流なども出始めており、さらに一体感を高めていき、東洋製作所としての文化を創っていきたい。柏工場、大阪工場の元々のDNAは違うが、ADVANTECグループの大きな事業構造の中で整合性をとっていくことは経営的にも必要であり、その意味でも改善活動には大きな期待を寄せている」とのことであった。クレーム件数の推移(受領件数・工場責任)クレーム受領件数・工場責任件数の推移(2016年度・2017年度実績)件 数4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 月25201510502016年度受領件数21件2017年度受領件数12件2017年度工場責任2件2016年度工場責任16件2017年度目標値工場責任8件以下ASAP 10