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概要

ASAP2018vol_2

特集1 企業インタビュー CORPORATE INTERVIE特INTERVIEW―― 初年度の活動内容についてお伺いします。山本:初年度の活動は、千葉工場のエキスパンションジョイントとフレキシブルホース製造部を対象に進めました。活動テーマは原価分析と生産性向上であり、これは現在でも継続しています。 ただ、活動を始めた当初は、改善に使うことばの意味が通じない問題が発生しました。改善に取り組むための共通言語が理解できなかったのです。 たとえば、原価のつかみ方が曖昧で、経費の振り分けをどうするか、そもそも原価とは何かが明確に理解されていませんでした。伝票や図面はあっても、原価の意識はまったくなく、作業時間の計測や管理も行われていない。ですから、ある製品を造るのに必要な時間が分からない。改善をしようにも、各工程の所要時間が不明確なため、どこに問題があるのか、どこにメスを入れるべきかがわからないといった状況でした。 そこで、まず「原価の仕組み」についての研修を実施し、工場で使われる材料費や水道光熱費、機械の償却、人件費、その他雑費などの構造を理解してもらう必要がありました。土方:活動はステップゼロから段階を踏んで進めていきました。先ほどお話ししたようにレベルアップしていく方法ですが、コンサルタントがいくら改善について説明してもことばの意味がわからないので通じない。そこで、まず座学からやってほしいとお願いしました。 生産性向上についても、動線分析やレイアウト変更などの改善を実施するにあたり、いろいろな改善用語や手法の勉強会を8回実施しました。―― 学んだことを実践して行かれたのですね。土方:そうした勉強会により、改善に必要なことばの意味が理解されてくると、活動に取り組む基礎が徐々に築かれてきました。そこで少し改善を実施してみると効果が表れてきたのです。やれば成果が出るという実感を得て、改善活動が軌道に乗り始めました。株式会社テクノフレックス勉強会で学んだ内容を実践???????????????????? ???????????????????? ?????????????????????????? ???????????????????????????? ?????????????????? ?? ???????????? ?????????? ???????????????????? ??????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????3 ASAP