ブックタイトルASAP2018vol_2
- ページ
- 8/20
このページは ASAP2018vol_2 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは ASAP2018vol_2 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
ASAP2018vol_2
成果発表会取材チャレンジ活動の要旨 株式会社水田製作所では、 2015年5月からチャレンジ活動を開始、今回で三期目の成果発表会を迎えた。当初は直接部門の「職場チーム活動」から、その後「上流での品質つくり込み」「コストマネジメント」といった全社横串テーマ活動に発展、さらに三期目からは間接部門の職場チーム活動も加わり、真の意味で“全員参画”の改善活動となってきている。 今日においては、経営トップ層からの「チャレンジ活動方針の発信(トップダウン)」と自主的な「職場チーム活動の推進(ボトムアップ)」を融合させる当初目指していた姿にも近づいてきている。 また、特に目立つのが女性リーダーの活躍である。独創的な着眼点や繊細な感性が活動の牽引力になっていると言っても過言ではない。全員参画のものづくり改革~ チャレンジ!チャレンジ!チャレンジ!~株式会社水田製作所成果発表会の様子チャレンジ活動全体像 株式会社水田製作所は、電気・電子機器向けの樹脂成形品、端子台及びプリント配線基板の設計・製作をコア技術に、成形2次加工並びにユニット設計~製造組立までを行う、受託設計・生産専門の「総合アセンブリーメーカー」である。主に発送電、受配電システムや社会インフラ、FA分野向けの各種部品を中心に、大手電機メーカーのサプライヤーとしてビジネス展開を進めている。 創業は1934年(昭和9年)、83年を越える伝統と歴史を通じて、製品開発~生産の受託によって顧客からの信頼を築き上げてこられた。 同社の特色は、いわば小規模の異なる事業体が複数集まったイメージ。それぞれの部門が自主独立しながら有機的に連携して事業展開を図る点にある。 創業より、電気・構造の技術部門を持ち、部品の製造技術や設備等を保有しながら、総合的なものづくりを進めている。 今回、2017年末に開催されたチャレンジ活動の「第三期 まとめ成果発表会」に同席させていただいた。その発表会からも、 各部門がそれぞれの強みを活かしながら、自主独立の精神を持って活動する姿勢がうかがえた。他部門や社外パートナーと連携しながらものづくりを進めるなかで、「自部門と会社の成長を考えていく」その思いが強く感じられる発表会であった。 成果発表レポートとして、「第三期 まとめ発表会」の内容を中心に全員参画で相乗効果を発揮する改善活動の全容を紹介したい。チャレンジ活動方針上流での品質つくり込みコストマネジメント職場チーム活動チームチームチームチームチーム株式会社水田製作所 本社社屋はじめに7 ASAP