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概要

ASAP2018vol_3

企業価値を高める改善への扉2、3年目の社員ですが、発表もしっかり出来るようになってきて、頼もしいなと見ています。コンサルタントにはプレゼンの仕方などから丁寧に教えていただきました。成長の度合いはゆっくりですが、コンサルタントに忍耐強く説明いただいて、本当に勉強になっていると思います。また現場で自主的に生産性のグラフを貼るなどの取組みを進めている社員も増えており、面白い取り組みをしているなと見ています。―― 活動を進める上で苦労されたことは黒川:C改善では日常の「気づき」の提案を促進していますが。あまり平均化しておらず、気づきの提案が良く出る部署とあまり出てこない部署に差があるように思います。これは仕事内容や職種によっても違いがあって、例えばベテランの職人肌の社員は気づいたら翌日には改善してしまっている。それを気づきとして出して欲しいのですが。リーダーはそういうところで苦労していると思います。活動が進んでかなり改善されて来てはいますが、まだ全体に浸透するまでには時間が必要と考えています。秋山:改善活動開始当初は現場での反感も多少あり、受け入れにくいところもあったようですが、現在はもう解消していると思います。これまで改善活動をするという風土・文化がなく、ゼロベースからのスタートであり、社員にも多少馴染みにくく、事務局としても活動の理念、目的の浸透には少し苦労しました。―― 環境・エネルギー事業部の事業部方針「A-SKY」についてお聞かせください黒川:本年4月から「A-SKY」というスローガンに事業部方針を統一し、環境・エネルギー事業部で働く全ての社員が同じベクトルで一致団結し、ビジョン実現に向けて行動していくことを目指しています。 「A-SKY」には「明るく、健全で、やりがいのある事業部」を目指そうという思いと、事業を通じて住み良い環境、良い空づくり、広島弁で「えぇスカイ(空)」に貢献しようという意味が込められています。今後環境・エネルギー事業部が更なる成長の軌道を描くため、この「A-SKY」を旗印に、改善活動との相乗効果で、社員力の向上を環境・エネルギー事業部の成長ドライバーとする展開を図っていきたいと考えています。―― 改善活動の今後の課題とは黒川:活動の展開スケジュールは当初の予定より少し遅れ気味で進んでいますが、あえて時間をかけて、あせらずゆっくり進めていきたいと考えています。これが正解かどうかはわかりませんが、迷いながらも進めているところです。ただ「A-SKY活動」への展開や、これまで見えなかった若手社員の思い、意見、リーダーシップが活発化してきたことは大きな成果であり、特に若手社員の成長には個人的にかなりの衝撃を受けています。 今後の課題としては、現在は生産現場主体の活動なのでこれを間接部門も含めた、事業部全体へどう広げていくかということにあると考えています。―― 本日はありがとうございました。今後の活動に向けてASAP 4