ブックタイトルASAP2018vol_4
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ASAP2018vol_4
企業レポート活動事務局協力メンバープロジェクトリーダー??????????エグゼクティブプロジェクトリーダー修理部部長宮崎氏区分役割エグゼクティブプロジェクトリーダープロジェクトの総責任者プロジェクトリーダー活動全体の統括と方針明示・プロジェクトの事務局機能・各推進チームの指導・支援・活動進捗を幹部へ報告◎望まれるスキル 積極的で活動への意欲の強い方活動事務局協力メンバー推進チーム活動推進体制推進チームRFチームRGチームRPチームRDチームRSチームRTチームREチームRWチーム案件毎にチームを形成(工担のレベルアップや連携強化が狙い)・推進チーム単独で解決不可能な 問題の解決・工事担当で構成し、案件に応じた メンバーを人選する・活動推進の基本単位・職長、班長で構成・班員に対して、指導を行うはどちらかというとあまり重視されない風土・文化が現在も存在している。舞鶴事業所・修理部においてもそれは同様で、これまでは職長同士のつながりというのは少なかったが、今回の活動では、コンサルタントが関わったことがきっかけとなって、職長間のコミュニケーションが活性化し、改善活動の推進という同じ目的を共有することで、これまでの修理部にはなかった文化が育ち始めている。この状況は職長を支える班長、そして現場の作業者にも良い影響となり、ひいては修理部全体の一体感醸成に大きく寄与すると期待されている。 また毛藤氏は、職長の上司であるチーム長の変化にも注目されており『これまではチーム長が強力なリーダーシップで、職長以下の部下を引っ張ってきた部分があり、職長への発言もどちらかというと指示が中心で、職長もチーム長の反応を気にしながら発言するようなことがあったが、今回の活動を通じて、職長のさらなる成長を引き出すために、チーム長の職長への接し方や発言が変わってきたと感じる。そういうチーム長の変化は、今回の活動で当初は想定していなかった相乗効果であり、チーム長自身の成長にもつながったのではと思う』とのことであった。 宮崎氏は今回の活動の総括として「活動を通じて、それぞれの職長が自分の部署は何が強みで、何が弱みかということを把握出来て、次の高操業時に向けた課題に対する取組みを進めている。例えばある職長は、今まで自分が書いていた予定を、班長に作成させて、工程を把握して作業を進めるための取組みを行っている。また別の職長は班長同士のコミュニケーションが重要であると考えており、その強化を図っている。それぞれの職長が前回の活動を踏襲するためには、どういった取組みをすれば良いか把握出来た事が成果として大きい。また改善活動の結果は、経済的な効果としてすぐ結びつくわけではないが、基礎が出来ていれば、管理面の要求に対しても、現場が強くなる。将来の経済的価値創出に向けて、活動を通じた基礎力の強化が図れたことも大きな成果」と語っておられ、今回の改善活動が、中長期視点での舞鶴事業所の成長に大きく寄与するものとして期待されている。ASAP 12