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概要

ASAP2018vol_4

3「スリー・スマイル活動」による鋳造部変革の取組み 鋳造部の改善活動名称である「スリー・スマイル活動」は社員からの公募により決定したもので、「会社」「社員」「家族」というキングパーツ社ファミリー全員がにっこり笑えるように、全社員が生産性向上130%という同じ目標を共有し、達成に向けそれぞれが自己変革していくという強い思いが込められている。「スリー・スマイル活動」への意識づけのため、活動名称がプリントされた横断幕が工場に掲げられるなどの工夫から社員における活動の浸透度は高いという。 2016年10月の活動スタートに際して、高橋社長はコンサルタントを社内に迎え入れるため社員とコンサルタントがコミュニケーションを深める機会を意図的に設けられた。これは同社が以前コンサルティングを導入した際の経験から、当時を知る社員からコンサルタントへの拒否反応や警戒心があっては活動推進の支障になるとの考えによるもので、高橋社長は社員がコンサルタントの人柄を知り、コンサルタントがキングパーツ社に馴染んでもらえれば、必ず活動は上手く進めていけると確信を持っておられたとのこと。高橋社長によると「実際に活動スタート当初は、コンサルタントに対してかなり警戒心を持っていた社員も、活動が進む中で、コンサルタントが毎回それぞれの取組みに成功例を見つけてくれ、自分たちの仕事の効率が上がり、楽になったことが実感出来て、活動への共感が深まり、活動のベクトルを共通化することができてきた。鋳造部の13工程全てが指標を持ち、数値化の素晴らしさを実感できたのではないかと思う」と語られている。このように活動はコンサルタントと社員のコミュニケーションを起点とし、当初の計画通り順調に推移しており、現在は2018年5月からの第2期へと活動のステージを進めている。活動の概要~3つの仕組み生産効率C改善D改善連動改善活動の目的、目標、効果をわかり易くする!自分達でできる改善を行い、働き易い職場を作る!他部署との協力、設備投資により、目標を達成する!Check &CommunicationDesign &Development第Ⅰ期目標:120%(’16年10月~’18年4月)第Ⅱ期目標:130%(’18年5月~’19年4月)キングパーツ株式会社 鋳造部17 ASAP