ブックタイトルASAP2018vol_4
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ASAP2018vol_4
3 現在3年後の57期を目標に新工場プロジェクトが進行中であり、本年の2月からこの新工場の立上げ支援を目標に、技術・開発センターを対象とした新たな改善活動もスタートしている。現場の改善については2016年10月からスタートした活動が また今回の活動成果については「他部署との協力、設備投資により目標を達成するD 改善を通じて、部門を越えた横のつながり、仕事上でのつながりが出てきた。今までは責任者だけのつながりであったが、その下のリーダークラスのつながりが今回の活動で出来てきた。これは当社にとって新しい文化であり、さらにこのつながりを拡大、強化していきたい」とのことで、これまではどちらかというとトップダウンであった企業風土を変革し、ボトムアップ型の文化を浸透させていくための展開も、今後の活動における重要なテーマとして位置づけられている。 逆に活動推進の上で苦労したことは、「価値作業」の考え方を浸透させることであったという。現場の部員は全員がプロフェッショナルで、自分たちの仕事に誇りを持っており、自分の作業に無駄な作業など無いという意識がある。その中で活動推進の上では、それぞれの作業の中に価値作業と付帯作業があ現在第2期に入っており、成長した現場社員の力を新工場建設というキングパーツの更なる成長に向けたプロジェクトに投入すべく、キングパーツ社の工場戦略は次のステージを目指している。 ロストワックスで作られた同社の製品はまるでるという認識を持ってもらい、数値的指標をつくることが必要であり、この指標確立には実際にかなりの労を要したとのこと。ただ活動が進む中、コンサルタントの丁寧な指導のもと、現在は「1秒1円」という考え方も浸透し、現場の部員の作業に対する考え方も変わってきた。 高橋社長は「各部署の仕事がやりやすくなる方法を自分たち自身で考え、具現化できるようになることが、活動スタート時に自分が思い描いたシナリオで、それが今見えている。現場の社員の成長は活動前と比べて大きなものと感じており、100点満点の成果と考えている。今後はこの成長を活かして、現在進行中の新工場のプロジェクトを現場社員の参画も得ながら進めていくことを考えている。」と語られており、今回の改善活動は「社員力」の向上を企業の中長期的な成長のドライバーとして活用していくための下地づくりでもあったことが伺われる。今後のビジョンC改善集計結果(後半のみ)合 計加茂WAX成型/キングさん加茂WAX成型/山城班岩成WAX成型/キング岩成WAX成型/サンジョウWAX組立/前準備WAX組立/接着造型/ヤング造型/OYJ脱ロー鋳込/鉄①鋳込/鉄②鋳込/アルミ12 件14 件12 件14 件12 件12 件11 件14 件10 件10 件10 件10 件123456789101112一次切断熱処理・苛性仕上/ショット仕上/サンド外観仕上/高橋外観仕上/村上形状/大久保四段形状/渡辺君とゆかいな仲間達検査/いっちゃん検査/フーミン谷出荷11 件12 件8 件11 件9 件11 件9 件11 件14 件14 件10 件1314151617181920212223グ ル ー プ改善実施件数グ ル ー プ改善実施件数261 件キングパーツ株式会社 鋳造部19 ASAP