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概要

ASAP2018vol_4

海外での改善活動の進め方PROFILE株式会社テクノ経営総合研究所TMCT マネジメントコンサルタント本ほん田だ  和かず樹き長年現場で培った知識・経験から生まれる気付きや知恵を集結させる仕組みづくり、知恵を形にする実行力・行動力の強化、そしてそれをバックアップする工場組織体制の構築に至るまで、会社の中心を成す“人”に焦点を当てながら、底知れない“人”資源の価値の最大化に向けたコンサルティングを実践している 「改善検討の原則」⇒「改善の4原則」⇒「動作経済の4原則」の手順に沿った手法。はじめは1つ1つの項目に時間が掛かり、悩むことになります。ただし、このようにフレームワークとして問題解決方法をパターン化することで人の脳は慣れ、正しく考える事が習慣化されてきます。直観に頼るあまり論理の飛躍がみられる海外の場合では、1つ基本的な柱となる考え方や手法を与えることで強制的に基準形を作り徹底してやらせた方が、その後の思考の広がりや成果に繋がり易いのではないでしょうか。 現在は「速い(ファストな)思考=直観」に頼りがちなタイ人ですが、その根源はその国の文化、慣習、教育など様々な要因が絡み合った結果であって、持ち合わせている能力の問題とは別です。 もしタイ人の方がしっかりと「遅い(スローな)思考=論理思考」を習得、体得したならば、もともと持っている「速い(ファストな)思考=直観」から導き出される答えの確度と信頼性は格段に上がります。その結果、現場の成長スピードは日本を超え、近い将来には“JAPAN”ブランドを脅かす可能性もあるほどの潜在能力を秘めていると感じます。4 さいごにASAP 24