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概要

ASAP2019vol_2

のは、C改善などが根付いてきたことが要因だと思います」(製造課 係長 竹中 健氏)「活動2 年目に係長がミーティングに入るようになってから意識が変わってきたように思います。改善活動の中で係長の自覚と責任が徐々に高まってきて、係長制度がうまく機能してきたように感じています」(製造課 係長 西尾賢次氏)などがあり、2年目の活動成果を、係長の声から伺い知ることができる。自主的な活動への転換が社員の意識、行動の変化を促進し、全員参加の土壌が出来上がってきたと言える。- 第2期の活動 2017年9月15日に行われた第1期活動の最終報告会を経て、2017年10月から第2期の活動がスタートした。第2期の開始にあたっては活動指標を「見える化」し、新たに昇格した係長に対して、日々指標の確認を行うことを義務付け、活動のスピードアップを図った。また部下である班長の管理する指標との繋がりを考えることの意識付けも行われた。 さらに推進組織の見直しで、間接部門もより積極的に参加することになり、間接部門の効率化へ向けた取組みもスタートすることになった。これらの取組みにより最終目標である「業界随一のものづくり」の実現に向け、さらなる活動強化への基盤づくりが図られた。- 他工場への横展開 滋賀工場を中心に展開されるアルメタックス社の改善活動だが、トップからは他工場でも同時進行で展開するように指示が出ており、実際にコンサルタントによる関東や山口の工場の訪問なども行われてきたが、これまでは継続した活動が展開出来ていない状況である。今後は滋賀工場以外でのコンサルティングを強化すると共に、滋賀工場を自動車会社のマザー工場のように位置付け、滋賀工場で生産方式を確立した上で、他工場への展開を計画している。関東工場山口工場現場での改善活動風景10