ブックタイトルASAP2019vol_2
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ASAP2019vol_2
日本における釘の歴史は古く、法隆寺金堂から飛鳥時代の和釘が用いられていたことが確認されており、これが日本で使用された中で最古の釘と言われている。その後明治時代初頭までは和釘の時代が続くが、日本の近代化と共に建てられるようになった西洋建築には、接合力の弱さから和釘では対応できなかったため、欧米から洋釘が大量に輸入されるようになり、次第に和釘は淘汰されていった。明治41年には国策として釘の安定供給を図るため、官営八幡製鉄所が釘の材料となる線材の生産を開始、洋釘が国内生産で賄えるようになった。このような日本における洋釘の黎明期に創業し、以降一貫して洋釘の製造・販売を専門に事業展開するのがアマテイ株式会社である。その長い歴史の中、常に時代の要請に先んじた開発力で、洋釘製造のリーディングメーカーとして業界を牽引してきた同社ではお客様のニーズに応える高品質で特殊な製品を開発し続けることで、更なる成長に向けた歩みを確実に進めている。今回の企業インタビューではアマテイ株式会社における改善活動の取組みを生産本部 常務取締役 後藤 哲也氏、生産管理部 次長 中野 守氏、生産管理部 開発Gr長 狭間 貴博氏からお話を伺った。本社工場外観アマテイ株式会社アマテイ意識改革全員で気づき、考え、行動 一人ひとりが輝き、現場力を高めるために1