ブックタイトルASAP2019vol_3
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ASAP2019vol_3
目とか、抽出の歩留まりなど、比較すると色々見えてくることがあります。またオフィシャルな会議にとどまらず、個別のテレビ会議などでも活動を共有する機会が増えています。ここでは数字で捉えるということが良い影響を生んでいて、活動によって効果が上がったことを現場で働いているパートナーさんにも見せることで、数字に対して興味を持ってもらえ、それでさらに良い状況に回転していっているように思います。― 青森工場と宮崎、鹿児島のように活動を横展開することの効果はいかがでしょうか邉見氏 弊社の文化として、これまで製造系はそれぞれの工場で作っているものが違うため、組織の形態も横串を刺すようなことはあまり無かったので、今回の活動を機に横につなぐということを意識しました。また今回全工場にテレビ会議システムを導入してインフラを整備しました。これによって色んな形での横の会議が増えていて、複数の人間が会議に参加できるようになったことも大きな効果です。さらに活動を活性化させるため、昨年から半期に1回のレビューと年度末に全国大会を行っています。全国大会は昨年初めての実施だったので、どの程度のレベルになるか少し不安でしたが、内容も発表も期待以上のものになっていました。これも活動の成果だと捉えています。― テクノ経営のコンサルティングについてはどのような印象をお持ちでしょうか邉見氏 長くおつきあいをさせていただいている中で、2年前にテクノ経営さんにリクエストしたのは、テクノ経営さんが改善を進めて、生産性向上などの成果を出していくことではなく、組織の活性化に重きをおいて欲しいということです。テクノ経営さんが改善を進めるだけでは弊社には何も残りません。そうではなく、私たちは自分達自身で、どんどん新しい自分達をつくっていく組織にならないと生き残っていけません。弊社のメインターゲットである外食産業の変化はすごいスピードで起こっていますし、弊社にも常に新しいものが求められています。その要請を継続的に弊社が先回りして、魅力付けした新しいものを提案していく必要があります。先ほども申し上げましたが、企業経営はどうしてもどこかで谷間ができますが、できるだ常に先回りし、変化し続ける組織を目指して青森工場改善活動活動状況報告会の様子日本ピュアフード株式会社4