セミナー番号　Ａ−１１３

【ねらいと特色】
IEについてこれから勉強したい、「なんとなく」知っているが、現場で実際に使えない。そういった方に向け、本セミナーではIEの基礎から、現場で明日からでも実践可能なテクノ式IE手法まで詳しくお話します。


「IE」とはムダを省き、仕事をより楽に、早く、安くするための技術です。「IE」を使うことによって、企業の生産性・収益向上が大きく期待できますが、それだけではなく「IE」の習得を通じて、高いカイゼン意識を持った技術者の育成を図る事が出来ます。


今までの経験や勘に頼ったカイゼン活動も、成果が出る場合もありますが、科学的なアプローチからカイゼン活動を行える「IE」技術は、経験則や勘に縛られないカイゼン活動で、より大きな成果を出す事が出来ます。


【講演内容】
１. IE概論（30分）
・IEとは
　IEの生い立ち、使い方
・ムダとは何かについて考える
　作業の３要素、価値作業を知る、ECRSの原則

２. IE手法：現場の実態把握の進め方（30分）
・稼働分析で現場の実態を捉え、対策の糸口を掴む
　手法 ： ワークサンプリング法、連続稼働分析

３. IE手法：時間でムダを捉える（30分）
・時間分析で工程・作業のムダを見える化する
　手法 ： ライン分析、M-Mチャート

４. IE手法：最良の改善案を考える（30分）
・動作分析で動きのムダを改善する
　手法：両手作業分析
・運搬分析で工場レイアウトを最適化する
　手法：運搬アクティビティ関連図、フロムツーチャート